からくり士 オーバーロード詳細編

詳細な部分を書いておきます。(ただし、分かっている範囲で)

・用語説明
・以下、オーバーロードをOLと表記することがあります。
・マニューバによって溜まっていく数字は、プレーヤー間(と言ってもからくり士の間)では「負荷」と呼ばれていました。電撃の旅団の本では「熱量」と表記されていて、それが開発者から渡された正式な呼称である可能性もあるものの、からくり士間ではまだ定着していないため、以下「負荷」と呼びます。
なお、公式フォーラムでも「負荷」と呼称されている様子です。
・一定以下の負荷に抑えられている状態では、オーバーロード確率が0%に抑えられています(OL確率ダウン装備がなければ90秒)。この時間を、このページでは「OL閾値(しきいちorいきち)」と呼びます


マニューバによる負荷は1個につき57秒です。(59秒という説もあり)

マスターのステータスをオートマトンと同等かそれ以上に上げると、ステータスが+1されるごとに3秒分の負荷が減少します。
STRはファイアマニューバに対応しており、マスターのSTRとマトンのSTRの値が等しいとき、マニューバ1回あたりの負荷は54秒程度になります。

マスター=マトン:54秒
マスター=マトン+1:51秒
マスター=マトン+2:48秒
マスター=マトン+3:45秒
マスター=マトン+4:42秒
ただ、微妙にズレがあります。
測定時のミスなのか、マニューバの硬直時間によってズレるのか・・・
FF11は3秒ごとにカウントしているので(リジェネ、リフレなど)、おそらくはそれに従って時間が決まっていると思います。
ずっと昔肉まん堂さんが調査した時は、ステータス上昇が1ずつだったため、上の灰色字のような予想がたったのでしょう。
実際は(今は)、マニューバを入れるとき、マスターのステータス>=マトンのステータスであれば、一律で15秒マイナスされるそうです。


発生した負荷は、冷却しきれない分は溜まっていき、90秒分以上の熱量が溜まった時点でOL発生の可能性が生まれます。
発生率は90秒をオーバーした時間(秒)の三分の一で、150秒分溜まっていた場合、
(150-90)/3=20(%)となります。390秒分溜まった時点でOL率は100%になります。


検証方法
新しいOL対策装備が出た場合など、自分で検証するための情報です。
ストップウォッチがあると便利です。

検証例
同一のマニューバを入力し続け、OLするまでのマニューバ入力回数、入力開始からOLまでの時間、OLからOLからの復帰までの時間を記録する。

装備はなるべくなしで、検証するマニューバは、対応するステータスが本体<マトンであることが望ましい(ステータス補正が影響しないように。)

OLするまでに溜まった熱量は、
[マニューバ1回あたりの熱量]×[マニューバ入力回数]−[マニューバ入力開始からOLまでの時間]
ということになりますが、この時間は
[OLからOL復帰までの時間]×3+90
と等しくなると考えられています。
90はOL発生率0%の時間(OL閾値と呼びます)で、パペトリダスタナ(AF手)、バフーンカラー、チルコファルセット+1、+2(AF3胴)などのオーバーロード発生率ダウンはこの数字に+αしていると考えられています。
AF手、バフーンカラーは+15秒、チルコファルセットは+1で60秒、+2で120秒?のOL閾値上昇が見込めると言われています。それぞれの装備をした状態でなら、OL確率0%までの時間が増えるだけでなく、0%を越えた段階でもOL発生率が低い状態になっています。
例:200秒溜まった状態
装備なし:200-90=110: OL発生率37%
AF3胴あり:200-90-60=50: OL発生率17%

と、OLの発生確率も下がると考えられています。
また、OLから復帰するためにはしきい値まで下げればいいため、OLからの復帰も早くなると考えられてます。

この時間の計算に対し、マニューバでどの程度の負荷を貯めているかを計算すればいいので、

マニューバ入力回数をn,OLまでの時間をa,OLからOL復帰までの時間をbとすると、

n * 57 -90 =a + 3*b

となります。
57の部分が1回あたりの熱量であり、90秒以上溜まるとOLが発生しうる状態になります

OL中は三倍速で冷却が進み、熱量が90(OL閾値)まで下がった段階でOLから復帰します。
この計算からもわかるとおり、OL復帰直後はOLするギリギリの状態ということです。再びマニューバを入れ始めると、すぐにOLする可能性があります。

n * 57 -90 =a + 3*b
は、
(入力したマニューバ分の負荷)-(OL閾値)=(マニューバ入力中の時間)+(OL中の時間)×3
という意味になります。


ここで紹介した数字は暫定的なもので、正確なものではありません。
現在、
・1回あたりの熱量
しきい値の大きさ
・ステータスによる補正の大きさ(マニューバで上昇した分のマトンのステータスを上回る必要があるかどうか)
などが、より詳細な検証を必要としています。

大体のことは、にくまん堂というHPにて解明されました。感謝。